「収納力が高くて便利そう」と思ってハイタイプのテレビ台を選んだのに、「部屋が狭く見える…」「テレビが高くて見づらい…」と後悔してしまう人が少なくありません。実は、デザインやサイズを少しでも誤ると、暮らしの快適さに大きく影響してしまう家具なんです。この記事では、ハイタイプテレビ台でよくある失敗談から学べる注意点や、購入前に押さえておきたい基礎知識、後悔しないための選び方を徹底解説します。
目次
- 1. ハイタイプテレビ台は後悔する?リアルな失敗談から学ぶ
- 2. ハイタイプを買う前に知っておくべき基本知識
- 3. ハイタイプテレビ台の7つのメリット
- 4. ハイタイプテレビ台の6つのデメリット・落とし穴
- 5. こんな人はハイタイプを選ぶと後悔するかも
- 6. 逆にハイタイプがぴったりな人の特徴
- 7. 購入前のチェックリスト【失敗しないための10項目】
- 8. 圧迫感を感じさせないためのプロのテクニック
- 9. ハイタイプテレビ台の選び方【初心者向け完全ガイド】
- 10. 壁面収納・セミオーダーという選択肢もアリ?
- 11. ハイタイプ以外の代替案も検討してみよう
- 12. 【2025年版】おすすめのハイタイプテレビ台厳選5選
- 13. よくある質問と専門家のアドバイス
- 14. まとめ:ハイタイプで後悔しないための最終チェック
1. ハイタイプテレビ台は後悔する?リアルな失敗談から学ぶ
1-1. 「圧迫感がすごい!」という後悔の声が多い理由
ハイタイプのテレビ台を選んだ多くの人が、まず口にするのが「圧迫感がすごい!」という後悔の声です。
背が高く、サイドや上部に収納が付いているハイタイプは、確かに収納力抜群ですが、そのぶん高さは180cm〜200cmに達するものが多く、間取りによってはかなりの威圧感が出てしまいます。
たとえば、ワンルームやリビングが12畳以下の家庭では、部屋に入った瞬間に“どーん”と存在感を放つテレビ台が視界に入り、「家具に囲まれているような窮屈さ」を感じてしまうケースが多いのです。
また、テレビの背面が板で覆われているタイプでは、壁が隠れてしまうため、さらに空間が狭く感じられます。そのため、ハイタイプを選ぶときには、部屋の天井高や家具の色合い、壁紙との調和も大事なチェックポイントになります。
「見た目がゴチャついてしまい、リビングがくつろげない空間に…」という声もあり、すっきりとした部屋づくりを目指す人には不向きかもしれません。
1-2. サイズが合わず返品・後悔したケースとは?
「サイズの確認不足で返品した」「置いたらテレビが入らなかった」——こうしたサイズミスによる後悔も非常に多いのがハイタイプのテレビ台です。特に注意したいのが、テレビの横幅と台の内寸のバランスです。
たとえば、60インチのテレビは横幅がおおよそ135cm〜145cmありますが、ハイタイプの中には中央のテレビ設置スペースが120cm以下というモデルも存在します。こうなると、当然テレビが収まりきらず、泣く泣く返品対応をする羽目に。
組み立て式の場合は、返品が難しいこともあるため、最悪「買ったけど使えない」という事態にもなりかねません。
さらに、収納棚のサイズや奥行きも見逃せないポイントです。リビングのドア幅よりも奥行きが長かったために「搬入すらできなかった」という声もあり、“設置スペースに入るか”だけでなく、“搬入経路”の確認も不可欠です。
「買う前にもう一度、メジャーで計測しておけば…」と後悔する人が後を絶たないのが、ハイタイプ選びの現実なのです。
1-3. 実際のレビュー・SNS・掲示板から抜粋した「生の声」
ネット上でも、ハイタイプテレビ台に関するリアルな声が数多く寄せられています。とくにSNSやレビューサイト、掲示板で見られるのは、以下のような体験談です。
「買った時は収納が多くて便利!と思ったけど、部屋に置いたら予想以上に圧迫感が…」
このように、カタログ写真ではおしゃれでも、実物は部屋に合わなかったというギャップに悩む声が多く見受けられます。
「組み立てに4時間かかったし、板が重くて大変だった…」
安価な組み立て式を選んだ人からは、組立の苦労や強度に対する不安が投稿されています。とくに女性一人での組立てでは難易度が高く、設置中に壁や床を傷つけてしまうケースもあるようです。
「地震のときにグラついて怖かった」
これは非常に重要な視点で、ハイタイプはその高さゆえに重心が高く、揺れに弱いという欠点があります。地震対策として突っ張り棒や耐震マット、転倒防止金具などを併用しないと、転倒リスクが高くなるという懸念も。
「テレビが小さく見える…」という意見も。
実際には50インチでも、ハイタイプに囲まれてしまうと相対的に小さく見えてしまい、「テレビを買い替えたくなった」という逆転の後悔もあるのです。
こうしたリアルな声からわかるのは、ハイタイプのテレビ台には使ってみないと気づかない落とし穴が多いということ。カタログや商品ページの見た目だけで判断せず、実際のユーザーの体験談を参考にすることが、後悔を防ぐためには欠かせません。
2. ハイタイプを買う前に知っておくべき基本知識
ハイタイプのテレビ台は、「テレビ台 ハイタイプ 後悔」という検索をしている人が気になるような購入後に後悔しないための基礎知識がとても大切です。
どんなメリットがあって、どんなデメリットがあるのか。そして、ローボードやミドルタイプとどう違うのかを事前に知っておくことで、自分の暮らしや部屋にぴったり合うテレビ台を選べるようになります。
2-1. ハイタイプテレビ台とは?ローボードとの違い
ハイタイプのテレビ台とは、高さが150cm〜180cm以上あり、テレビの上部やサイドに収納棚が付いているタイプのテレビ台を指します。中には高さが2mを超えるものもあります。
一方、ローボードは高さが30〜50cmほどと低く、テレビを乗せるだけのシンプルな構造が特徴です。高さがないぶん部屋に圧迫感を与えず、開放感のあるリビングを作りやすいのがメリットです。
しかし、ハイタイプには収納力という大きなメリットがあります。リビングで散らかりがちなDVDやゲーム機、ルーター、日用品などをテレビ台一つにまとめられるので、「見た目をスッキリさせたい」「収納家具を増やしたくない」という人には非常に便利です。
また、デザインによっては高級感のある見た目になることもあります。光沢のある白や黒の仕上げ、ダウンライト付き、鏡面扉など、スタイリッシュな空間を演出したい人にはぴったりでしょう。
ただし、ハイタイプはローボードに比べて圧迫感が出やすく、安定性にも注意が必要です。このあたりのデメリットはしっかり理解しておきましょう。
2-2. 高さ・幅・奥行の基準と平均的なサイズ感
ハイタイプのテレビ台を選ぶときは、サイズ選びがとても重要です。特に高さ・幅・奥行のバランスを理解していないと、届いたときに「思ってたより大きすぎた!」と後悔することも。
平均的なハイタイプテレビ台のサイズは、高さ:約180cm〜200cm、横幅:約120cm〜220cm、奥行:約35cm〜50cm程度です。
特に注意したいのは、奥行きです。コーナーに置くタイプでは、幅が狭く見えても奥行きが深い分、意外と場所を取ることがあります。
また、60インチ以上の大型テレビを設置したい場合は要注意です。テレビ自体の横幅が140cmを超えることもあるので、ハイタイプだとサイドキャビネットが邪魔で入らないケースも。この場合は、幅150cm以上のワイドタイプや、セミオーダータイプのテレビ台を選ぶ必要があります。
もちろん、その分価格も上がる傾向にあります。無理に高い収納力を求めるよりも、実際の収納量と設置スペースを見極めて選ぶのが後悔しないためのポイントです。
2-3. 間違いやすい「ミドルタイプ」との違い
ハイタイプとよく混同されるのがミドルタイプのテレビ台です。ミドルタイプは、高さが約100〜150cm程度の中間的なサイズで、サイドキャビネットが無いことも多く、比較的圧迫感が少ないのが特徴です。
ミドルタイプはハイタイプのように収納力は高くありませんが、ある程度の収納と存在感を両立できる点では非常にバランスが取れています。
逆に、「どうせ買うなら収納が多い方がいい!」と安易にハイタイプを選んでしまうと、実際に設置してから『圧迫感がすごい…』『部屋が狭く感じる…』と後悔することになりかねません。
ミドルタイプは高さ 150cm 以下のため、目線の高さにも近く、寝室やダイニング横のスペースなどにも向いています。
「ハイタイプにしようか、ミドルタイプにしようか迷っている…」という場合は、設置予定の部屋の広さ、天井の高さ、他の家具とのバランスをしっかりチェックしてから選ぶようにしましょう。
3. ハイタイプテレビ台の7つのメリット
3-1. 収納力が圧倒的に高い【写真付き解説】
ハイタイプテレビ台の最大の魅力は、なんといっても収納力の圧倒的な高さです。通常のローボードと違い、テレビの上下左右にしっかり収納スペースが設けられており、まるで壁面収納のような感覚で使うことができます。特に収納が足りずにリビングが散らかりがちな方にとっては、救世主のような存在です。
たとえば幅220cmの大型モデルでは、テレビ周辺機器だけでなく、雑誌、ゲームソフト、日用品、DVDなど、ありとあらゆる物をまとめて収納できます。収納家具を別に買い足す必要もなくなるため、結果的に部屋全体がすっきり整います。
壁面収納型と同様にシリーズ展開で追加ユニットを揃えることが可能なモデルもあるので、収納力をあとから増やせるのも大きなポイントです。
3-2. インテリアに高級感をプラスできる
ハイタイプのテレビ台は、単に収納家具としてだけではなく、部屋のインテリアを格上げする存在としても優秀です。特にダウンライト付きのモデルや、鏡面扉、ガラス棚などを採用しているタイプは、置くだけでホテルのような高級感を演出してくれます。
白や黒の光沢塗装が施されたモデルや、ウォールナット調などの木目デザインは、シンプルな部屋にもよく映え、空間に品を与えてくれます。ただ背が高いだけで、こんなにも雰囲気が変わるのかと驚く人も多いでしょう。おしゃれな空間にこだわりたい方には、間違いなくおすすめです。
3-3. サウンドバー・ゲーム機など周辺機器がすっきり収納
テレビ台を選ぶときに意外と困るのが、ゲーム機やサウンドバー、ブルーレイレコーダーなどの周辺機器の置き場です。これらの機器は配線が多く、見た目がごちゃごちゃしてしまいがち。ですがハイタイプのテレビ台なら、こうした機器を見えない場所にスマートに収納できます。
キャビネット内部に専用のデッキ収納スペースがあるモデルも多く、配線用の穴があらかじめ用意されていることも。これにより、表からは何も見えないスッキリとしたリビングを保てます。
3-4. デッドスペースを活かせる
お部屋にありがちな「もったいない空間」=デッドスペース。特にテレビ周りの上部空間は、何も置かれていないケースがほとんどです。ハイタイプのテレビ台なら、その無駄な空間をたっぷりの収納スペースに変身させることが可能です。
書類や小物、ちょっとした雑貨類まで、棚にすべて納めてしまえば、リビングは格段に片付きます。見せる収納と隠す収納のバランスを取れる設計になっているモデルもあるので、生活感を抑えた空間作りにも一役買ってくれます。
3-5. 配線のごちゃつきが隠しやすい
テレビ周りで最も悩みのタネとなるのが「配線問題」です。電源コード、HDMIケーブル、アンテナ線などが入り乱れて、気がつくとホコリだらけ……なんてことも珍しくありません。
ハイタイプのテレビ台では、配線を隠せる構造がしっかり設計されています。背板の裏に通せるルートや、収納棚の奥に配線口を備えているモデルが多く、表面からはケーブルが一切見えない設置も可能です。これにより、掃除の手間も減り、見た目もスッキリします。
3-6. 猫の遊び場になるテレビ台もある
実は、最近では「猫のためのハイタイプテレビ台」というユニークな製品も登場しています。キャットウォークのように棚を上り下りできる構造になっていて、テレビを見ながら愛猫がぴょんぴょん遊ぶ姿を楽しめるんです。
収納としての機能よりも、猫との暮らしを重視した作りですが、リビングが猫にとっても人にとっても心地よい場所になるという点で、特別な魅力があります。猫と暮らす方にはぜひ検討してほしい選択肢です。
3-7. コーナー設置で部屋を有効活用できるパターンも
「広い部屋じゃないとハイタイプはムリ」と思っていませんか?実はコーナーにぴったり収まるハイタイプテレビ台も存在するんです。角のスペースを活用できるので、狭いリビングでも効率的に収納と設置ができます。
ただし、注意したいのは奥行きです。コーナータイプは横幅が狭い分、奥行きがしっかりあるため、設置スペースをしっかり計測しておくことが大切です。それでも部屋の角にぴったり収まる姿は美しく、圧迫感も少なめで実用性が高いモデルとして人気があります。
4. ハイタイプテレビ台の6つのデメリット・落とし穴
4-1. 圧迫感が強く「部屋が狭く見える」
ハイタイプテレビ台で最もよく聞かれる後悔ポイントが、「思った以上に圧迫感が強い」という声です。背が高いハイタイプは、低いローボードに比べて収納量が多くて便利に見えますが、その分存在感もズッシリ。
高さが180cmを超えるものや、横幅が120cm以上あるタイプだと、ワンルームや6畳程度のリビングでは「壁に大きな家具がドン!」と立っている印象に。特に両サイドにキャビネットが付いているデザインは、壁面を覆ってしまうため、空間の抜け感が一気になくなります。
「収納が多い=片付けやすい」とは一概に言えず、むしろモノを詰め込みすぎて“壁がごちゃついた印象”になることも。見た目が重たくなることで、インテリア全体が野暮ったく見える可能性があるので、圧迫感をどう緩和するかが大事です。壁の色とテレビ台の色を合わせたり、背板がないタイプを選んで少しでも「抜け」を作る工夫が求められます。
4-2. 地震・転倒のリスクと対策方法
ハイタイプは背が高いぶん、重心が高くなり「地震のとき倒れそうで怖い」という不安の声も多いです。特に奥行きが浅めのデザインを選ぶと、安定感がなくなりやすく、実際に震災時に倒れたという話もあります。
対策としては、突っ張り棒・転倒防止金具・耐震マットなどを組み合わせるのが基本です。ただし、それでも完全に安心とは言い切れません。薄型テレビも昔のブラウン管と違い重さが軽いため、転倒防止ベルトなどでしっかり固定するのも忘れずに。特に子どもやペットがいる家庭では、安全対策は「やりすぎなくらいがちょうどいい」です。
4-3. 大型テレビが入らない問題【寸法の罠】
「買ったばかりの60インチテレビが入らない…」という、寸法ミスの後悔もよくあります。ハイタイプのテレビ台は、テレビを中央にセットするスペースが決まっており、枠の内寸がテレビより小さいと物理的に設置不可になります。
例えば60インチのテレビは、横幅で約135〜150cm必要ですが、ハイタイプのテレビスペースは120〜130cm程度が多く、これに合わないケースが非常に多いです。
さらに、ハイタイプは周囲を囲うデザインが多いため、「ギリギリで入る」場合でも見た目がキツキツでバランスが悪くなることも。購入前に必ず、テレビの幅とテレビ台の収納スペース内寸を確認しましょう。「収まりそう」ではなく、「余裕を持って収まるかどうか」が重要です。
4-4. 価格が高い&完成品は搬入も大変
ハイタイプのテレビ台は構造が複雑なため、価格が高めに設定されています。同じ横幅でも、収納棚やキャビネットが付いている分、ローボードよりも1.5倍〜2倍以上の価格差が出ることも珍しくありません。
さらに、高さ180cm前後・幅120cm超の完成品タイプを購入すると、搬入経路の確認が必須です。「玄関から入らない」「エレベーターに乗らない」「階段が通らない」といったケースも多発しています。
特にマンションやアパートでは、事前に搬入サイズをチェックしないと、最悪、廊下で開梱してバラすことに…。ネット購入の際は、「搬入対応の可否」や「分解・組立が必要か」もよく確認しましょう。
4-5. 組み立てが大変・強度に不安があるタイプも
「安さに惹かれて組み立て式を買ったけど、完成までに3時間以上かかった」なんて話もあります。ハイタイプの組み立て式は、パーツが多く、一人での作業はかなり大変。ネジ穴の精度が悪いと、グラつきや歪みが生じる可能性もあります。
しかも、ハイタイプは重量物を収納することも想定されるため、強度面の不安がつきまとうのも事実。安価な組み立て式モデルでは、耐荷重が30kg程度のものもあり、大型テレビやAV機器を置くには心許ないことも。不安が残るようなら、完成品で強度に信頼がおける商品を選ぶ方が安心です。
4-6. コーナータイプの盲点:奥行きが逆に邪魔になることも
「部屋の角を有効活用できるから」と人気のコーナータイプですが、ハイタイプになると意外な落とし穴があります。それが奥行きの深さです。
コーナータイプは横幅が短く省スペースに見えますが、実はその分奥行きが増していることがほとんどです。一般的なローボードでは奥行き40〜45cmですが、コーナーのハイタイプでは50〜60cmあるケースもあります。その結果、部屋に入った瞬間に「ズドン」と飛び出て見えたり、動線の邪魔になったりする可能性も。
また、コーナーに収まっていると思いきや、角の形状と家具の奥行きが合わず、壁にピッタリつけられないこともよくあります。コーナータイプを検討する場合は、必ず間取り図と照らし合わせて、奥行きと壁とのバランスをシミュレーションしておくのがおすすめです。
5. こんな人はハイタイプを選ぶと後悔するかも
5-1. ワンルームや6畳未満の部屋に住んでいる人
ハイタイプのテレビ台は、その名のとおり高さが150cm〜200cm前後もあるため、見た目の圧迫感がかなり強くなります。
6畳未満の部屋やワンルームに置くと、視界の大部分を家具が占めてしまい、部屋が狭く感じる原因になります。
特に部屋に入った瞬間、テレビ台が視界の中心になると、「窮屈で落ち着かない」と感じる方も多いでしょう。
また、ハイタイプの多くは横幅も120cm以上と広めで、収納力は魅力ですが、そのぶん床面積も奪われます。生活動線が取りにくくなり、日常の動きにも支障が出てしまう可能性があります。小さな部屋には、すっきりとしたローボードタイプの方が快適に過ごせるかもしれません。
5-2. テレビが55インチ以上の人
最近は55インチ以上の大型テレビを購入されるご家庭も増えていますが、ハイタイプのテレビ台は大画面テレビとの相性があまりよくありません。
その理由は、テレビの横幅に合うハイタイプが非常に少ないためです。
たとえば、60インチのテレビの横幅は約140〜150cm。しかし、ハイタイプではテレビ周辺に収納がある分、テレビを設置できるスペースが狭くなり、設置できないこともあります。無理に設置しようとすると、はみ出したり、不安定になったりするリスクがあるのです。
また、ハイタイプは視線が上がる位置にテレビを置く設計になっているため、大画面になるほど「見上げる形」になり、首や肩が疲れやすくなる人もいます。大型テレビを快適に楽しみたいなら、ロータイプのテレビボードの方が現実的です。
5-3. 頻繁に模様替え・引っ越しをする人
ハイタイプのテレビ台は、重量があり、組み立てや移動に手間がかかるのが特徴です。一度設置すると、ちょっとやそっとでは動かせないのが現実。そのため、「模様替えが趣味」「転勤や引っ越しが多い」という方にはあまりおすすめできません。
特に組み立て式の場合、一度解体して再度組み立て直すと強度が落ちる可能性もあります。また、引っ越しのたびに搬出・搬入のために解体が必要となると、費用も労力もかさんでしまいます。
ハイタイプは見た目に高級感があり収納力も抜群ですが、柔軟なレイアウト変更や移動には不向きです。可動性を重視するなら、軽量でコンパクトなローボードやスリムタイプのテレビ台を選ぶ方が賢明でしょう。
5-4. 小さな子どもがいる家庭
小さなお子さまがいるご家庭では、家具の安定性と安全性が最重要ですよね。その点でハイタイプのテレビ台は、慎重な検討が必要です。
背が高い家具は、どうしても重心が上にくるため、安定感に欠けやすい構造になります。特に奥行きが浅めのモデルだと、地震や子どものちょっとした衝突でも転倒のリスクが高まります。さらに、子どもが棚をよじ登ったり、キャビネットの扉を開けて中に入ったりする行動も想定しなければなりません。
安全対策として突っ張り棒や転倒防止金具などもありますが、完璧にリスクを防げるわけではありません。「目を離したすきにテレビ台に手をかけて倒れた」という事故は実際に起きています。そのため、子育て中のご家庭では、なるべく低重心で安定性の高いローボードタイプを選ぶことをおすすめします。安全第一の視点で選びましょう。
6. 逆にハイタイプがぴったりな人の特徴
6-1. 収納がとにかく欲しい人
ハイタイプのテレビ台は、収納力がとにかく抜群です。テレビの左右や上部にまで収納スペースがしっかりと確保されていて、まるで壁面収納のように使えるタイプもあります。例えば、ゲーム機、DVDプレーヤー、リモコン類はもちろん、日用品や書類まできれいに片付けられます。収納付きのサイドキャビネットや上棚があることで、「見せる収納」と「隠す収納」を両立できるのも魅力です。
とくに小さなお子さんがいて、おもちゃや雑貨が散らかりがちなリビングでは、この収納力が大活躍します。また、家族が多いご家庭では、誰かの物がリビングに集まりがちですが、ハイタイプのテレビ台があるとひとまとめに収納できて空間がスッキリします。「見た目より実用性を重視したい!」という方にとっては、ハイタイプは理想のアイテムです。
6-2. ホームシアターやリビングに高級感を出したい人
ハイタイプのテレビ台は、リビングに一気に高級感を演出してくれます。鏡面仕上げやガラス棚、さらにはダウンライトが内蔵されたモデルもあり、まるでショールームのような雰囲気に。特に白や黒の光沢がある仕上げは、スタイリッシュで現代的な印象を与えてくれます。
映画やドラマ、音楽ライブなどを大画面で楽しみたい方には、「ホームシアターのような没入感」を作るのにハイタイプはぴったりです。テレビの上下左右に収納や飾り棚があることで、画面の周囲が引き締まり、映像への集中度も高まります。また、照明付きの棚にお気に入りのオブジェやインテリアを飾ることで、ラグジュアリーな雰囲気が手軽に作れますよ。
6-3. 猫やペットと暮らしている人
猫ちゃんや小動物を飼っているご家庭では、ローボード型のテレビ台だとペットがテレビの上に乗ってしまったり、コードをいじってしまうことも。その点、ハイタイプのテレビ台ならテレビの設置位置が高く、テレビ本体やコード類に触れにくくなるため、いたずら防止にも役立ちます。
また、猫専用の遊び場が組み込まれたようなハイタイプのテレビ台もあるほど、ペットとの暮らしに配慮した設計の商品も増えています。高いところが好きな猫にとっては、上棚部分がちょうどいい遊び場になることも。ペットの安全と遊び心を両立させたい方には、ハイタイプが意外なほど便利なんです。
6-4. 賃貸で壁に収納を増やせない人
「賃貸だから壁に棚を取り付けられない…」という方にとって、ハイタイプのテレビ台はまさに救世主です。壁に穴をあけずに済み、収納スペースを縦にしっかり確保できるので、収納に困りがちな賃貸暮らしにはぴったり。とくに、天井近くまで収納があるモデルを選べば、壁面収納に近い感覚で使えます。
また、ハイタイプは一台で「テレビ台+本棚+飾り棚」の役割を果たすため、家具をあれこれ買い足さずに済むのもメリット。収納力の高いテレビ台が1台あるだけで、物が片付き、部屋の印象がガラッと変わります。賃貸でもインテリアにこだわりたい方や、できるだけ家具を少なくして広々使いたい方にもハイタイプはおすすめですよ。
7. 購入前のチェックリスト【失敗しないための10項目】
7-1. テレビのサイズと台の内寸を必ず確認
ハイタイプのテレビ台は、見た目に高級感があり収納力もバツグンですが、テレビのサイズが合わないと設置すらできません。とくに60インチを超えるような大型テレビでは、横幅が140~150cmほどになるため、テレビボードのテレビ収納部がこれを収められる内寸である必要があります。
ハイタイプは両側に収納キャビネットが付いているものも多いため、テレビサイズぎりぎりだと「はみ出す」「収まらない」という事態に。最低でもテレビ本体より10cm以上余裕がある内寸を選ぶようにしましょう。
7-2. 奥行と圧迫感を事前にシミュレーション
ハイタイプの最大のデメリットは圧迫感です。高さ180cm〜200cmを超えるものもあり、これに加えて奥行が30〜45cmほどあると、かなり部屋が狭く感じられます。
特にワンルームや6畳程度の空間では、壁面の半分以上を占領するケースも。「見た目が重い」「部屋が暗くなった」と感じて後悔する方が多いため、新聞紙などで実際の寸法を床に広げてシミュレーションしてみると安心です。
7-3. 搬入経路の確認
完成品のハイタイプテレビ台はかなり大きく、重さもあるため、玄関や廊下を通らないことがあります。とくにマンションやアパートの階段やエレベーターの寸法確認は必須です。組み立て式であっても、部材が長すぎて曲がり角を通らないケースがあるため、梱包サイズも事前に確認しましょう。
7-4. 地震対策グッズの用意
背が高くて収納力がある分、地震時の転倒リスクはローボード以上です。とくに奥行きの浅いハイタイプは揺れに弱い傾向があります。以下のような対策グッズを併用しましょう。
- 突っ張り棒:上部を天井に固定して転倒防止
- 耐震マット:底面に敷いて滑りを防止
- L字金具:壁に固定することで安心度UP
やりすぎはありません。家族やペットを守るためにも、しっかり備えましょう。
7-5. 色味や素材の「実物確認」
画面上で見る色と、実物の色にはかなりの差があります。特に光沢のあるホワイトやブラック、木目調のオーク風・ウォールナット風などは、照明によって見え方が大きく変わるため要注意です。可能であれば店舗で現物を確認するか、サンプルを取り寄せるとよいでしょう。
7-6. 壁紙・カーテンなど部屋との相性
ハイタイプは部屋の主役になる家具です。そのため、壁紙・カーテン・床材などのトーンに合っていないと浮いてしまうことも。同系色やナチュラルテイストで揃えると、部屋全体の印象が落ち着きます。
また、背面板の有無によっても印象が変わるので、圧迫感を避けたい場合は背板がないタイプを選ぶと壁の色が見えて軽やかです。
7-7. 組み立ての可否と負担
ハイタイプはパーツが大きく、組み立てが大変です。2人以上での作業が推奨されるケースもあり、工具が必要な場合や、誤って組み立てると強度に影響することも。女性一人での組み立てや、時間が取れない方は完成品または組立サービス付きの家具を選ぶ方が安心です。
7-8. 他の家具との高さ・幅のバランス
ハイタイプは他の家具よりも高い位置にあることが多いため、リビングの中で浮いてしまう可能性があります。たとえば、隣にあるソファやキャビネットと高さ差が大きいと、アンバランスな印象になります。同シリーズで揃えたり、隣の家具と「高さを揃える」「色を揃える」だけでも統一感が出て、圧迫感も軽減されます。
7-9. 電源や配線の取り回し
ハイタイプテレビ台は、背面の構造がしっかりしている分、配線が通しにくいことがあります。テレビ本体の電源、ゲーム機、AV機器、ルーターなど、複数のコードが絡み合う可能性があるため、配線孔の位置や数はしっかり確認しましょう。
また、コンセントの位置との関係も重要です。延長コードが届かない、コードが見えてごちゃごちゃするといった問題を防ぐためにも、事前に配線図をイメージしておくことが大切です。
7-10. 返品・交換可能なショップかどうか
通販でハイタイプテレビ台を購入する場合は、返品・交換ポリシーがしっかりしているかを確認しましょう。特にハイタイプはサイズミスや「思っていたより圧迫感がある」など、設置後に後悔するパターンも多い家具です。未開封なら返品可、送料負担の有無など、購入前に明記されている規定を読み込むようにしましょう。
8. 圧迫感を感じさせないためのプロのテクニック
ハイタイプのテレビ台は収納力や高級感の面で魅力的な反面、どうしても圧迫感が出やすいという弱点があります。でもね、ちょっとした工夫をするだけで、お部屋をぐっとスッキリと見せることができるんですよ。ここでは、元家具屋の視点から、圧迫感を減らすプロのテクニックを3つ紹介します。ハイタイプで「後悔したくない…!」という方には、ぜひチェックしてもらいたい内容です。
8-1. 色選び:ホワイト・グレー・ナチュラルが◎
まず大切なのが色選び。圧迫感を感じさせないためには、できるだけ明るめの色を選ぶことがポイントなんです。たとえば、ホワイト系やグレー、ナチュラルウッド調の色合いがオススメ。
実際、ハイタイプで人気のテレビ台も、オーク風やシャビーナチュラルといった明るい色がラインナップされています。白系の光沢仕上げなら、より空間に広がりが出て、壁と同化して見える効果もありますよ。
逆に、ブラックやダークブラウンなどの濃い色は重たく見えがち。リビングに置くと「ドン」と存在感が強くなってしまって、お部屋が狭く感じることも…。特に一人暮らしのワンルームや、スペースに余裕のないお部屋では注意したいポイントです。家具全体のトーンを明るめで統一するだけで、見違えるように軽やかな印象に変わります。
8-2. 背板なし or 抜け感のあるデザインを選ぶ
次に注目したいのが背板の有無。テレビ台の背面に板がびっしりとあるタイプは、どうしても壁をふさいでしまうので、見た目の圧迫感が増します。
そこでおすすめなのが、「背板なし」や「背面が抜けているデザイン」のハイタイプテレビ台です。背面から壁が少しでも見えるだけで、驚くほどお部屋がスッキリ感じられます。
さらに、棚板がガラス製になっていたり、オープンラック風の抜け感のあるデザインなら、より軽やかで開放的。例えば、キャビネット部分に扉がなく、シンプルに物を見せながら収納できるタイプも効果的です。これなら「収納力は欲しいけど、ゴチャゴチャ見せたくない」という人にもピッタリ。あえて「全部隠す」よりも、「ちょっとだけ見せる」方が、空間にリズムが出て素敵ですよ。
8-3. 照明・間接照明で“軽く見せる”工夫
最後のテクニックは照明です。これはプロのインテリアコーディネーターもよく使う手法ですが、テレビ台のまわりに間接照明を取り入れることで、グッと圧迫感を減らすことができます。
例えば、棚の中にダウンライトが組み込まれていたり、LED照明が内蔵されているテレビ台は、照明による陰影ができて、立体感が出るんですね。光と影が作るコントラストで、家具の「塊感」が軽減され、視覚的に“軽く”見えるんです。
また、部屋の天井や床に向けて光を当てる間接照明も効果的。テレビ台の上部に間接照明を置いたり、下にフットライトを設置するだけで、まるでホテルのラウンジのような雰囲気に変わりますよ。「照明なんて…」と思うかもしれませんが、たった数千円のライトで部屋全体の印象が変わるので、ぜひ試してみてください。
8-4. まとめ
ハイタイプのテレビ台で後悔しないためには、圧迫感対策がカギになります。明るい色を選ぶ、背面の抜け感を活かす、照明で軽やかに見せる——この3つのポイントを押さえれば、狭い部屋でもハイタイプを無理なく取り入れられます。
とくに、ナチュラルカラーやホワイト、ガラス素材などを上手に使えば、お部屋全体が明るくスッキリした印象に。「やっぱりハイタイプにしてよかった!」と思える空間づくりができますよ。ぜひ、見た目も使い勝手も妥協せず、自分のお部屋にぴったりのテレビ台を見つけてくださいね。
9. ハイタイプテレビ台の選び方【初心者向け完全ガイド】
9-1. 完成品 vs 組み立て式:メリットと注意点
ハイタイプのテレビ台を選ぶとき、まず悩むのが「完成品にするか、組み立て式にするか」という点ですよね。これは見た目だけでなく、安全性や耐久性にも直結する重要なポイントなんです。
組み立て式は価格が手頃で、デザインの種類も多く、ネット通販で気軽に手に入ります。しかし、高さが180cmを超えるようなハイタイプになると、自分で組み立てるには難易度が高く、完成後の安定性にも不安が残ることがあります。特に収納量の多いモデルはテレビ本体の重さに加え、周辺機器や日用品の重みも加わるため、強度が求められます。
一方、完成品のテレビ台は工場でしっかり作られているので強度が高く、グラつきにくいのが特長。さらに、地震対策としても安心感があります。配送時に重くて運びづらいというデメリットはありますが、大型テレビやたくさんの収納を考えている方には完成品がおすすめです。
「長く使いたい」「地震に強いものがいい」「大型テレビを乗せたい」という人は、最初から完成品を選んでおくと安心ですね。
9-2. サイズ選びの正解:テレビより○○cm広く
ハイタイプのテレビ台は、見た目のバランスがとても大切です。とくに大きめのテレビを設置する場合、「テレビがギリギリでなんだか窮屈に見える……」なんて後悔も少なくありません。
サイズ選びの目安は、「テレビの横幅より20〜30cm以上広いもの」。例えば、テレビの横幅が110cmなら、最低でも130cm以上の内寸を確保しましょう。テレビの周囲に余白ができることで、見た目にゆとりが出て部屋が広く感じられるんです。
さらにハイタイプの場合は、左右と上部に収納棚が付くことが多いため、テレビが“囲まれる”ような見た目になります。このとき内寸がギリギリだと、圧迫感が増してしまいます。
大型テレビ(50インチ以上)をお使いの方は特に注意。対応サイズが限られているハイタイプも多く、60インチクラスになると選べる商品は一気に少なくなります。無理に入れたり、デザインバランスが崩れたり、設置できても配線がしにくいなどの問題も。しっかり測って、ゆとりのあるサイズを選びましょう。それが後悔しないコツです。
9-3. 木製・鏡面・ガラス…素材ごとの特徴と選び方
素材によって、ハイタイプのテレビ台の印象はガラリと変わります。デザイン性、耐久性、掃除のしやすさなど、それぞれに特徴がありますので、ライフスタイルや好みに合わせて選びましょう。
まず、木製タイプは最もポピュラーで、ナチュラルな雰囲気や温かみが魅力。オーク風やウォールナット風のシート貼りなど、見た目は天然木に近いものも多く、リビングに馴染みやすいのがポイントです。ただし、安価な木製タイプはキズや汚れに弱いこともあるため、耐水性などもチェックしておくと安心です。
次に、鏡面仕上げタイプ。白や黒の光沢があり、高級感がグッと増します。リビングの主役としてインパクトを出したい方にぴったり。ただし、ホコリや指紋が目立ちやすいので、こまめな掃除が苦でない方におすすめです。
そして、ガラス素材を使ったタイプ。棚板にガラスが使われているだけで軽やかでスタイリッシュな印象になります。さらに、ガラス棚にダウンライトを仕込んだモデルもあり、夜には幻想的な空間を演出できます。ただし、小さなお子様やペットがいる家庭では安全面に配慮が必要です。
素材選びは、見た目だけでなく、使う人の生活に合っているかを基準にすることが大切です。
9-4. 壁面収納型にするなら「一体感」を重視すべし
「収納も欲しいし、すっきりした空間も作りたい」。そんな方に人気なのが、壁面収納タイプのハイテレビ台です。左右のキャビネットや上部収納とテレビ台が一体になっており、見た目がスッキリして統一感が出るのが大きな魅力。
ただし、このタイプを選ぶときには“一体感”をどれだけ出せるかが成功のカギになります。例えば、他の家具と色味を揃える、背面の板の色を壁と同系色にするなど、視覚的に「馴染ませる工夫」が重要です。
また、収納力がある反面、圧迫感が出やすいというデメリットも忘れてはいけません。部屋の天井が低かったり、広さに余裕がない場合は、かえって窮屈に見えることもあるので注意しましょう。背板がないタイプを選ぶと、後ろの壁が見えることで圧迫感を軽減できる場合もあります。
さらに、壁面収納は設置に時間や労力がかかるため、引っ越しが多い方には向かないケースもあります。長く一つの場所で使いたい人には、おすすめできる選択肢です。
デザイン性と機能性を両立させたいなら、全体の「統一感」を大切にしましょう。中途半端なサイズや色の違いがあると、一気に生活感が出てしまいます。
10. 壁面収納・セミオーダーという選択肢もアリ?
10-1. 壁面収納のメリット・デメリット
ハイタイプのテレビ台を検討している方にとって、壁面収納という選択肢は非常に魅力的に映るかもしれません。テレビを中心に壁一面を埋めるように設置された壁面収納型のテレビボードは、収納力が圧倒的です。サイドや上部のキャビネットに日用品や家電周辺機器、雑誌などを一括して収納できるため、リビングが散らかりにくくなります。家具を分散せずにまとめることで、見た目にもスッキリとした印象を与えることができるのも大きなポイントです。
さらに、高級感があるのも壁面収納のメリット。中にはガラス棚やダウンライト、鏡扉を使ったデザイン性の高いモデルもあり、ホテルライクな空間を演出できます。白や黒など光沢のある素材を使ったものは、モダンで洗練された印象になります。
ただし、メリットばかりではありません。最大の欠点はやはり圧迫感。高さ180〜200cmを超えるものも多く、部屋の広さや天井高によっては重苦しい印象を与えてしまうこともあります。特にワンルームや狭小住宅では注意が必要です。
また、設置や引っ越しの際に非常に手間がかかる点も忘れてはいけません。大きさや重さゆえに一度設置すると簡単には動かせず、模様替えもしにくくなります。そのため、将来的に家具の配置を変えたいと思っている方には不向きかもしれません。
10-2. セミオーダーでできること/できないこと
既製品では満足できないという方にとって、セミオーダーのテレビ台は非常に魅力的な選択肢です。特に大型テレビをお使いのご家庭では、既製品だとサイズが合わないという問題が出てくることがあります。その点、セミオーダーならテレビの横幅に合わせてサイズを調整できるので、見た目も美しく収まり、周囲とのバランスも取りやすくなります。
また、セミオーダーでは色や材質の選択も可能です。ウォールナット調やオーク調、ホワイトなど好みに合わせたカラー展開があるほか、扉を板かガラスにするかといった仕様の違いも選べます。ガラス棚への変更やダウンライトの追加など、細部までこだわりを反映させることができるのも嬉しいポイントです。
ただし、セミオーダーでもできないことがある点には注意が必要です。たとえば、完全な自由設計ではないため、構造上対応できないレイアウトや、特注素材の使用には対応していないことがあります。既製品をベースにした調整という範囲内での自由度と考えたほうが良いでしょう。
また、製作には時間がかかることが多く、納期も1〜2カ月程度を見ておく必要があります。急いで家具を揃えたいという方には向いていません。設置も専門業者に依頼するケースが多く、費用が上乗せされる点も事前に理解しておきたいポイントです。
10-3. オーダー費用の目安と実例
セミオーダーのテレビ台や壁面収納は、当然ながら価格も既製品より高くなる傾向にあります。たとえば、横幅180cm程度のテレビボードでも、セミオーダーとなると20万円〜30万円以上することも珍しくありません。サイズや素材、オプションの内容によっては、総額で50万円を超えることもあります。
さらに、収納力を重視して壁一面に施工するような本格的な壁面収納タイプになると、平気で数十万円〜100万円近くになることも。特に大型テレビ(60インチ以上)に対応するモデルでは、横幅200cm以上の大型設計が必要となり、価格は跳ね上がる傾向があります。
一方で、無印良品のスタッキングキャビネットのように、パーツを組み合わせてハイタイプにできる家具もあり、見た目の圧迫感を抑えつつコストも節約できるアイデア商品として注目されています。こういった製品は、自分で組み立てる分価格が抑えられ、完成品ではないものの、工夫次第で部屋の統一感も出しやすくなります。
とはいえ、完成品やセミオーダー製品の方が強度や安定感の面では優れていることが多く、長く使うことを前提に考えるなら、最初からしっかりと投資する方が後悔の少ない選択につながるかもしれません。
11. ハイタイプ以外の代替案も検討してみよう
ハイタイプのテレビ台は、収納力や高級感という魅力がありますが、圧迫感の強さや地震対策の手間、価格の高さなど、実際に使ってみて「後悔した…」という声も少なくありません。特にワンルームや狭めのリビングでは、見た目の重たさが空間全体に影響してしまうこともあります。そこで、ここではハイタイプの代替となる選択肢をいくつかご紹介します。収納やデザイン性を保ちつつも、部屋をすっきり見せる工夫が詰まった方法ばかりです。
11-1. ローボード+壁付け棚という選択
ハイタイプの収納力は魅力ですが、圧迫感や設置の大変さに悩まされる人には、ローボードと壁付け棚の組み合わせがぴったりです。ローボードは高さがないため視線が抜け、リビングを広く見せてくれます。そのうえで、デッドスペースになりがちな壁面にオープン棚やキャビネットを取り付けることで、収納力も十分に確保可能です。
たとえば、ローボードの上に60cm〜90cm幅のウォールシェルフを2段設置するだけでも、本や小物、ゲーム機器などがしっかり収まります。このレイアウトならテレビの上部を空けておくこともでき、部屋の圧迫感を最小限に抑えられます。また壁付けの棚はDIYでも取り付けが可能で、将来的に移動や模様替えをしやすいという柔軟性も魅力です。
11-2. フロートテレビボードで収納とスッキリ感を両立
床から浮いたように見える「フロートテレビボード」は、デザイン性が高く、近年とても人気が高まっています。壁に直接取り付けるため、床が見えて部屋が広く感じられるという点が最大のポイント。それでいて、ローボードよりも収納量があり、配線類を隠しやすいというメリットも兼ね備えています。
さらに、掃除ロボットが通れるほどの隙間がある設計も多く、清掃性にも優れた構造になっています。小さなお子さんがいる家庭や、ペットがいる場合でも、コードに足を引っかける心配が少なく、安全面でも安心です。デメリットは設置が工事を伴うことですが、その分見た目のスッキリ感と空間演出のレベルは格段に上がります。
11-3. IKEA・無印などの汎用家具で代用する方法
コストパフォーマンスと使い勝手を重視するなら、IKEAや無印良品の汎用家具を組み合わせて代用する方法も有力です。たとえば、無印良品の「スタッキングキャビネット」シリーズは、パーツを縦に積み重ねることで、高さ調整ができるカスタム収納として機能します。見た目もシンプルで、部屋のテイストを選ばず馴染みやすいのが魅力です。
また、IKEAの「BESTÅ(ベストー)」シリーズは、キャビネットの扉やサイズを細かく選べるので、テレビのサイズや部屋の広さにぴったり合わせたテレビ台が自作できます。あえてテレビを壁掛けにして、BESTÅのユニットを下に設置すれば、収納力とデザイン性を両立した配置も可能です。ハイタイプのような一体感ある見た目を目指しつつ、圧迫感を抑えた自由な構成ができるのが魅力ですね。
11-4. まとめ
ハイタイプのテレビ台には魅力もたくさんありますが、実際に使ってみると「思ったよりも大きかった」「圧迫感がある」「地震が不安」と感じることも。そんなときは、無理にハイタイプにこだわらず、代替案を取り入れて、柔軟に暮らしやすさを重視する選択も大切です。
ローボードと壁棚の組み合わせ、フロートタイプのテレビボード、そしてIKEAや無印の汎用家具など、今の時代には「選択肢」がたくさんあります。お部屋の広さ、家族構成、使い方に合わせて、自分にぴったりのテレビ台スタイルを見つけてくださいね。
12. 【2025年版】おすすめのハイタイプテレビ台厳選5選
ハイタイプのテレビ台は、収納力とデザイン性の高さが魅力ですが、圧迫感や価格面で後悔する方も少なくありません。ここでは、「狭い部屋でも使いやすい」「収納性と高級感の両立」「ペットとの暮らしに配慮」「壁面収納風の拡張性」「無印・IKEAなどの柔軟な組み合わせ」という視点から、おすすめのモデルを厳選してご紹介します。それぞれの特長をしっかり押さえながら、2025年の最新事情に合った選び方を解説します。
12-1. 狭い部屋でも圧迫感が少ないハイタイプ
限られたスペースでも圧迫感を抑えて設置できるハイタイプを探しているなら、横幅を抑えたスリム設計のモデルがおすすめです。
たとえば、幅120cm未満・高さ160cm前後のテレビ台で、背面の板がなく壁が見える仕様のものは、視覚的に広く見せる工夫がされています。実際に紹介されていたテレビ台では、シンプルで扉もなく、「これ本当にハイタイプ?」と感じるほど圧迫感がありませんでした。ブラックとブラウンのツートンカラーが落ち着きある印象を与え、コンパクトながらテレビと周辺機器がしっかり収まる設計です。一人暮らしやワンルームにもぴったりの1台といえるでしょう。
12-2. 高級感と収納性のバランスが取れたモデル
見た目の上質さと実用性を両立したい方には、高さ180cm以上、横幅200cm超えの大容量モデルが人気です。なかでも、鏡面仕上げやガラス棚、ダウンライトが組み込まれたモデルは、まるでホテルのラウンジのような高級感があります。
紹介されていたテレビ台の中でも、鏡扉+間接照明付きの一体型テレビボードは特に存在感があり、インテリアの主役になります。その一方で、両サイドに収納キャビネット、上部には飾り棚という設計で、日用品や雑貨がすべて収まる収納力も魅力。リビングに「見せる収納」としての役割を持たせたい方にはぴったりの選択です。
12-3. 猫も喜ぶ!ペット共生型テレビ台
ペットと暮らしていると、「テレビの上に乗られたらどうしよう?」という悩みもありますよね。そんな方に向けて開発されたのが、猫が遊べるハイタイプのテレビ台です。
実際に紹介されていたモデルは、テレビ台の一部がキャットステップ風になっており、猫が上下運動を楽しめる設計になっていました。また、角が丸く加工されているなど、ペットの安全面にも配慮されているのが嬉しいポイント。収納スペースは控えめですが、テレビ台とキャットタワーを兼ねることで部屋の省スペース化にも貢献します。「猫ファーストな暮らし」を目指す方にとって、まさに理想的な1台です。
12-4. 壁面収納風の大容量モデル【セミオーダー対応】
テレビだけでなく、リビング全体の収納までまとめたいなら、壁面収納風のセミオーダーモデルが最適です。幅は200cm以上、高さは最大240cmに対応しており、部屋の壁一面を「見せる収納」として活用することができます。
さらに注目なのが、扉の素材や色、棚板のガラス・木製の選択、ライトの有無までカスタマイズできる点。デザイン性と機能性を高次元で両立できるため、「大型テレビに合わせてインテリアを統一したい」という方に人気です。もちろん価格は高めになりますが、長く使う家具だからこそ、自分仕様で納得いくものを選ぶ価値があります。
12-5. 無印・IKEAのシンプルで応用の利く製品
とにかく無駄のないミニマルなデザインが好み、という方には無印良品やIKEAの製品がおすすめです。無印のスタッキングキャビネットは、必要なパーツを組み合わせて高さを出せるため、自分の部屋に合ったハイタイプテレビ台が簡単に作れます。
また、壁面全体を収納にするのではなく、必要最低限の高さだけを追加できるのが特徴です。IKEA製品も種類が豊富で、例えば「BESTÅ」シリーズは奥行きが浅めで圧迫感を抑えながらも収納力は抜群。どちらも価格が比較的リーズナブルで、模様替えや引っ越しのときにも応用が利きやすいため、将来のライフスタイル変化にも対応しやすい点が魅力です。
13. よくある質問と専門家のアドバイス
13-1. テレビの目線の高さはどう合わせる?
テレビを見るときに一番大切なのが、目線の高さです。特にハイタイプのテレビ台は、テレビ画面の位置が高くなりがちなので要注意なんです。
リビングでソファに座ってテレビを見る場合、テレビの中心が目線の高さにくるのが理想とされています。人によって若干差はありますが、目安としては床から90〜110cmあたりにテレビの中心がくると、首や目の疲れが少なく快適に見られると言われています。
しかし、ハイタイプのテレビ台は高さが150cm〜180cm、場合によっては2m超えのモデルもあるため、テレビを設置するとどうしても上向きの姿勢になりやすくなります。寝室でベッドから見る場合は多少高めでも見やすいですが、リビングやダイニングで使うなら実際に座る場所から目線の位置とテレビの高さをしっかり確認しておくことが大切です。
「テレビを中心にした生活」を送る方こそ、ハイタイプの高さによる視聴角度の違いを甘く見ないようにしましょう。
13-2. 地震の時に一番安全な設置方法は?
ハイタイプのテレビ台は見た目が豪華で収納力もある反面、重心が高くなりやすいため、地震時の転倒リスクが心配されます。特に注意したいのは、奥行きの浅いタイプや組み立て式の製品。これらは安定感が少なく、揺れに対して弱いことが多いです。安全に使うためには、以下の地震対策グッズを必ず併用しましょう。
- 突っ張り棒:上部を天井と固定して揺れを軽減。
- 転倒防止金具:壁と家具を金具で連結して倒れにくくします。
- 耐震マット:テレビや台の底に敷いて滑り止めに。
これらを複数組み合わせて使うのが鉄則です。特にテレビ自体の転倒にも注意が必要で、ブラケットやストラップでしっかり固定しましょう。また、テレビの設置面に背板があるタイプは構造的に安定感が増すのでおすすめです。完成品であれば強度が確保されているものが多く、地震対策としても優秀です。
「これだけやれば絶対に安心」と言えるものはないので、やりすぎなくらいでちょうど良いという気持ちで対策しておきましょう。
13-3. 賃貸でも使えるハイタイプの選び方は?
賃貸のお部屋では、壁に穴を開けたり大きな家具を置いたりするのはなかなか勇気がいりますよね。そんな中でも、圧迫感を抑えつつ使えるハイタイプの選び方はあります。
まず意識したいのが、奥行きと高さのバランス。奥行きがありすぎると、部屋が狭く感じてしまいます。そこで、スリム設計で高さ150cm前後のミドルタイプを選ぶと、圧迫感を減らしながら収納力も確保できます。さらに、背板がなく壁が見えるデザインや、白やナチュラルカラーなど、明るい色を選ぶと空間が広く見える効果も。収納力は落ちますが、圧迫感が苦手な人にはぴったりです。
次に注目したいのが、組み立て式で移動しやすいタイプ。完成品は頑丈ですが重量もあるため、賃貸では搬入や退去時の手間になります。一方、組み立て式は軽量で分解可能なため、引越しが多い人にもおすすめ。ただし、強度には注意が必要なので、耐荷重や素材の厚みをしっかりチェックしてください。壁に穴を開けずに地震対策をしたい場合は、突っ張り棒タイプの転倒防止グッズが便利。天井と固定するだけで、穴あけ不要なので賃貸でも安心して使えます。
また、最近ではモジュール式の収納家具を組み合わせてテレビボードとして使える商品も登場しています。これなら使い方に合わせてカスタマイズでき、将来的な住まいの変化にも対応しやすいですよ。賃貸だからこそ、移動や撤去が簡単で、見た目もスッキリしたハイタイプを選ぶことが、後悔しないコツです。
14. まとめ:ハイタイプで後悔しないための最終チェック
14-1. メリットとデメリットを再確認
ハイタイプのテレビ台は、見た目の高級感や収納力の多さが魅力です。たとえば、両サイドや上部にキャビネットが付いたタイプなら、テレビ周りのDVDやゲーム機、日用品までもたっぷり収納できます。また、ガラス棚やダウンライト付きのモデルを選べば、インテリアとしても映える上質な空間を演出できます。
ただし、忘れてはいけないのがデメリットです。圧迫感はやはり最大の欠点。高さ180cm〜2m超のものも多く、部屋の天井が低いと圧倒的な存在感に息苦しさを覚えることもあります。一人暮らしのワンルームや狭めのリビングでは、避けた方が無難かもしれません。さらに、安定感の問題や大型テレビへの非対応、値段の高さなど、総合的に見て判断する必要があります。
14-2. 迷ったらローボードとの比較で判断
もし「ハイタイプにしようかどうか」で迷っているなら、ローボードと徹底的に比較してみましょう。ハイタイプは確かに収納や高級感で優れていますが、ローボードは圧迫感が少なく、部屋が広く見えるという大きな利点があります。
たとえば、40インチ以上のテレビを置くなら、ローボードのほうが視線の高さと合いやすく、自然な視聴姿勢が保ちやすいです。逆に、収納も欲しいけれどスペースが限られているという場合は、中間的なミドルタイプや、壁面収納タイプを視野に入れるのも良い選択肢です。
テレビを置く部屋の広さや他の家具とのバランス、そして何を重視したいか(見た目・収納・空間演出)を整理すれば、自ずと答えが見えてくるはずです。
14-3. 「収納が多い=正解」とは限らない
多くの人が「収納が多ければ便利」と思いがちですが、実は「収納が多い=ベスト」とは限りません。物が多いと片付かない…と感じている方には魅力的に見えるかもしれませんが、収納スペースが増えることで逆に物が溢れてしまうというケースも少なくありません。
たとえば、テレビ周りに置いておく必要のないアイテムまで詰め込んでしまい、ごちゃごちゃした印象になってしまったり、片付けたつもりが「隠しただけ」ということも。また、ハイタイプの場合、上部の収納が高すぎて使いづらいこともあります。特に小柄な方や高齢者にとっては、脚立が必要になるほどの高さになることもあるのです。
本当に収納が必要か?どのくらいの量をテレビ台に入れたいのか?この2点をしっかり考えてから選ばないと、「こんなにいらなかった…」と後悔する原因になってしまいます。
だからこそ、ただ収納が多いというだけで飛びつかず、使い勝手や日常の動線、インテリアとしての見た目も含めて、総合的に考えることが大切です。

