プチギフトの水はいらないと言われる理由とは?失敗しない選び方を解説

結論から言うと、結婚式や二次会のプチギフトに水を選ぶのは「絶対にNG」ではありません。しかし、「プチギフトに水はいらない」という声が多数存在することも事実です。ゲストが「いらない」と感じる最大の理由は、結婚式という非日常の特別な空間に対して、水というアイテムがあまりにも日常的すぎて「特別感がない」「手抜きに感じてしまう」という点にあります。また、単純に重くて持ち帰りにくいという実用的な問題も絡んでいます。

ですが、工夫や配慮次第で水は「実用的でありがたい」と喜ばれる優秀なギフトに変わります。大切なのは、ゲストの顔ぶれ、季節、そして手渡すシチュエーションを見極めることです。

この記事では、「なぜ水ががっかりされるのか」というリアルなゲストの本音から、逆に水が喜ばれるシチュエーション、そして水を選ぶ場合に「絶対に失敗しないための条件」までをかみ砕いて詳しく解説します。

目次

1. プチギフトに「水」はいらないと言われる主な理由

結婚式や二次会のお見送りで手渡されるプチギフト。なぜ「水はいらない」というネガティブな意見が出てしまうのでしょうか。その背景には、ゲストが結婚式に抱く期待と、水というアイテムが持つ性質のギャップがあります。ここでは、がっかりされてしまう主な理由を詳しく解説します。

1-1. 結婚式ならではの「特別感」が薄い

結婚式は、華やかな衣装、美しい装花、豪華な料理など、日常から離れた特別な時間を楽しむ場所です。ゲストはお祝いの気持ちとともに、非日常の体験を期待して足を運んでいます。そのような特別な一日の締めくくりに、普段コンビニやスーパーで見慣れている「ただの水」を渡されると、どうしても現実への引き戻し感が強くなってしまいます。おしゃれなラベルが貼られていたとしても、中身が日常的すぎるため、結婚式ならではのワクワク感や特別感が薄れてしまい、「これならいらないかな」と思われてしまうのです。

1-2. 「手抜きをしているのでは?」と誤解されやすい

プチギフトは、新郎新婦からゲストへ感謝を伝える最後のプレゼントです。そのため、ゲストは「自分たちのために選んでくれた」という気持ちを受け取りたいと考えています。しかし、水はスーパーなどに行けば数十円で買えるイメージが強く定着しているため、原価が安く見られがちです。「費用を節約したのかな」「選ぶのが面倒で適当に決めたのかな」と、意図せず手抜きを疑われてしまうリスクがあります。新郎新婦がどれほどパッケージにこだわって選んだとしても、中身が水であるというだけで、感謝の気持ちが伝わりにくくなるケースがあるのは事実です。

1-3. シンプルに重くて持ち帰るのが大変

プチギフトは、引き出物や個人の荷物と一緒に持ち帰るものです。特に女性ゲストは、結婚式用の小さなパーティーバッグのほかに、引き出物の大きな紙袋、さらにはヒールの靴で歩くという負担を抱えています。そこに300ml〜500mlのペットボトルの水が加わると、想像以上に重く感じます。「帰り道に荷物になる」「かさばるからカバンに入らない」という物理的な負担が、そのまま「いらない」という不満に直結してしまいます。遠方から新幹線や飛行機で来てくれているゲストにとっては、なおさら深刻な問題です。

1-4. 披露宴のおもてなしと場面が合致しない

披露宴では、乾杯のシャンパンから始まり、料理に合わせたワイン、ビール、ソフトドリンクなど、十分すぎるほどの飲み物が提供されます。お腹も水分もたっぷりと満たされた直後のお見送りで、さらに水を手渡されても、「今はもう喉が渇いていない」「飲むタイミングがない」と感じるゲストは少なくありません。お腹がいっぱいの状態でもらっても嬉しさが半減してしまうため、タイミングのミスマッチが「いらない」という感情を生んでいます。

2. 逆にプチギフトの「水」が嬉しい・喜ばれるケース

「水はいらない」という意見がある一方で、シチュエーションや渡し方によっては「水が一番ありがたい!」と大絶賛されるケースもあります。水が最大の魅力を発揮するのは、以下のような具体的なシーンです。

2-1. 帰り道の喉の渇きを潤せる実用性

結婚式場から最寄り駅までの道のりが長かったり、帰りの電車に乗るまでに少し歩くような場合、実用性の高い水は重宝されます。披露宴でたくさん食事をした後、帰路につく頃にふと喉が渇く瞬間があります。甘いお菓子をもらうよりも、「帰り道でゴクゴク飲める水の方が助かる」という実用主義のゲスト(特に男性ゲスト)からは非常に高い支持を得られます。

2-2. お酒をたくさん飲んだ二次会後

披露宴だけでなく、二次会のお見送りアイテムとして水を選ぶのは非常に理にかなっています。二次会ではアルコールをたくさん飲むゲストが多いため、帰る頃にはアルコールを分解するために体が水分を欲しています。「二日酔い防止のために水が欲しかったから、本当に助かる!」と、気の利いたギフトとして喜ばれる可能性が跳ね上がります。お酒好きなゲストが多いパーティーでは、最も喜ばれるアイテムの一つと言えます。

2-3. 夏場の暑い季節の挙式

7月や8月の真夏に行われる結婚式では、外に出た瞬間に汗ばむような暑さが待っています。このような季節であれば、水はまさに「命の水」としてゲストから歓迎されます。帰り道の熱中症対策としても役立ちますし、冷たい状態を保って渡すことができれば、その気配りに感動してもらえるはずです。季節による需要の違いは、水ギフトの成功を大きく左右します。

2-4. 遠方からのゲストや子連れゲスト

遠方から新幹線や夜行バスなどで長時間かけて帰るゲストにとって、移動中の水分補給は必須です。わざわざ駅の売店や自動販売機で飲み物を買う手間が省けるため、手元に水があることは大きなメリットになります。また、小さなお子様連れのゲストにとっては、子どもにいつでも飲ませられる水や麦茶は、甘いジュースやお菓子よりも安心して受け取れるため、非常に喜ばれる傾向にあります。

3. プチギフトに水を選ぶメリットとデメリット

ここで一度、プチギフトに水を選ぶことのメリットとデメリットを整理しておきましょう。両方を把握することで、自分の結婚式に合っているかを冷静に判断できます。

3-1. 水を選ぶメリット

最大のメリットは「誰でも消費できること」です。アレルギーの心配がなく、年齢や性別を問わず、甘いものが苦手な方やダイエット中の方でも安心して受け取れます。また、賞味期限が非常に長いため、結婚式前に早めに注文して自宅に保管しておくことができ、準備に焦らなくて済むのも新郎新婦にとっては大きな助けになります。さらに、オリジナルラベルの作成サービスが豊富で、比較的安価に二人の個性を出したパッケージを作れるのも魅力です。

3-2. 水を選ぶデメリット

デメリットは、やはり前述した「重さ」と「特別感の欠如」です。持ち帰る際の物理的な負担は、ゲストの疲労感を増幅させてしまう恐れがあります。また、パッケージにこだわらないと、ただの「市販のペットボトル」に見えてしまい、感謝の気持ちが伝わりづらいというリスクがあります。これらのデメリットをいかに解消するかが、水選びの鍵となります。

4. プチギフトに水を選ぶなら!失敗しない6つの条件

「いろいろ考えた結果、やっぱり実用的な水をプチギフトにしたい!」と決めた場合、ゲストにがっかりされないためにはいくつかの条件をクリアする必要があります。以下の6つのポイントを必ずチェックしてください。

4-1. 持ち帰りやすい「容量とサイズ」を選ぶ

500mlのペットボトルは重すぎてゲストの負担になります。プチギフトとして選ぶなら、カバンにすっぽり収まる200ml〜330ml程度のミニボトルを選ぶのが鉄則です。このサイズなら重さをそれほど感じず、女性の小さめなバッグにも入りやすくなります。飲みきりサイズであることも、衛生面や利便性の観点から好まれます。

4-2. 特別感を演出する「オリジナルラベル」

市販のラベルのまま渡すのは絶対に避けましょう。「特別感がない」という最大のデメリットを打ち消すためには、パッケージの工夫が不可欠です。二人のイニシャルや挙式日をデザインしたオリジナルラベルを作成したり、結婚式のテーマカラーに合わせたラベルを貼ったりすることで、一気にウェディングアイテムとしての格が上がります。ただし、二人の顔写真が大きくプリントされたものは「飲み終わった後に捨てづらい」と困るゲストもいるため、おしゃれなロゴやイラストなど、捨てる際に罪悪感を感じさせないデザインにするのが無難です。

4-3. 常温で渡しても美味しい水を選ぶ

プチギフトは、結婚式の間ずっと会場の片隅に置かれていたり、お見送り用のカゴに入れておいたりするため、基本的には「常温」で渡すことになります。そのため、常温で飲んでも美味しい軟水や、パッケージがおしゃれなミネラルウォーター(ソラン・デ・カブラスなど)を選ぶのがおすすめです。

4-4. 衛生面への配慮(未開封が伝わる工夫)

オリジナルラベルを自作して市販のペットボトルに貼り付ける場合、元々のフィルムを剥がすことになります。この時、キャップの未開封リングまで外してしまったり、手作り感が強すぎたりすると、「衛生的に大丈夫かな?」と不安に思うゲストもいます。手作りする場合は清潔な環境で行い、キャップ部分の未開封状態が明確にわかるようにする、あるいは最初からオリジナルラベルを印字してくれる専門業者のサービスを利用するのが最も安全で確実です。

4-5. 渡し方と感謝の言葉をセットにする

水というシンプルなアイテムだからこそ、渡す時のコミュニケーションが重要になります。無言で手渡すのではなく、「今日は遠くからありがとう。帰り道に飲んでね」「たくさん飲んでくれたから、これで一息ついてね」など、なぜ水を選んだのかが伝わる一言を添えましょう。その一言があるだけで、手抜きではなく「気遣い」としてゲストの心に響きます。

4-6. 見た目と中身のギャップ対策

外側のラッピングを非常に豪華にしてしまうと、開けた時に「なんだ、ただの水か」と落差を感じさせてしまうことがあります。中身が水であることはあえて隠さず、透明な袋(OPP袋)に入れてリボンをかけるなど、中身が見える状態で可愛く仕上げるのがギャップを生まないコツです。

5. 水を格上げするラッピングのコツと注意点

プチギフトの印象はラッピングで大きく変わります。水をより魅力的に見せるためのコツと、やってはいけない注意点をまとめました。

5-1. 可愛いだけで「開けにくい」はNG

麻紐で何重にも固く結んだり、テープでぐるぐる巻きにしたりするラッピングは、見た目がおしゃれでも「帰り道ですぐに飲みたい」という時に開けにくく、ゲストをイライラさせてしまいます。リボンはスッと解ける結び方にし、シールも剥がしやすいものを選ぶなど、「受け取る側の利便性」を最優先に考えましょう。

5-2. エコで持ち運びやすいラッピングアイデア

ボトルに直接サンキュータグ(感謝の言葉が書かれた小さな札)をゴムや紐で引っ掛けるだけのシンプルなスタイルは、無駄なゴミが出ず、かつおしゃれに見えるため非常に人気があります。また、ボトル自体にデザイン性がある場合は、あえてラッピングをせず、そのままタグだけをつけて渡すのも洗練された印象を与えます。

6. プチギフトの配り方と知っておくべきマナー

プチギフトはただ配れば良いというものではありません。スムーズなお見送りと、気持ちよく帰ってもらうためのマナーを押さえておきましょう。

6-1. 渡す最適なタイミングと導線づくり

プチギフトは、披露宴が終わり、新郎新婦と両親が出口に並んでゲストを見送る(送賓)タイミングで手渡すのが一般的です。ゲストが滞留しないよう、新郎がプチギフトの入ったカゴを持ち、新婦が一つずつ両手で手渡す、といった役割分担を事前に決めておきましょう。笑顔で目を合わせ、感謝の一言を添えながらリズミカルに渡していくのがポイントです。

6-2. ゲスト全員に同じものを渡すべきか?

基本的には、ゲスト全員に同じものを渡すのが平等でトラブルがありません。しかし、水とコーヒー、お菓子など、複数種類を用意して「カゴの中から好きなものを選んでもらう」というビュッフェスタイルにするのも一つの演出です。ただし、選ぶのに時間がかかって行列ができてしまうリスクがあるため、ゲストの人数が多い場合は避けた方が無難です。

6-3. 余ったプチギフトの扱い方

当日の欠席者が出た場合や、予備として多めに用意していたプチギフトは余ることがあります。余ったものは、結婚式の裏側でサポートしてくれたプランナーさん、ヘアメイクさん、カメラマンさんなどの式場スタッフへのお礼として差し入れると大変喜ばれます。それでも余った場合は、新居で自分たちで消費したり、後日会う友人へのちょっとしたお土産にしたりして有効活用しましょう。

7. プチギフトの予算相場と正しい人数・費用の計算方法

プチギフトの準備において、予算管理と個数の計算は非常に重要です。いくらくらいが適切なのか、具体的な数字を用いて解説します。

7-1. 一般的なプチギフトの予算相場

結婚式のプチギフトの相場は、1個あたり「200円〜400円程度」が一般的です。300円前後を基準に考えると、見栄えも良くゲストにも喜ばれるアイテムが見つかりやすくなります。二次会の場合は少し相場が下がり、150円〜300円程度で選ばれることが多いです。安すぎると見すぼらしくなり、高すぎると新郎新婦の負担が大きくなるため、この相場感を守るのがベストです。

7-2. 「単価×人数+予備」の具体的な計算式

プチギフトを注文する際は、出席予定人数ジャストで注文するのは危険です。突然の参加者変更や、スタッフへの配慮、あるいは破損してしまった場合などに備えて、必ず「予備」を用意しましょう。

【計算の目安】
・ゲスト人数:60名
・単価:300円
・予備:5個(人数の1割弱程度)
この場合、注文数は65個となります。
計算式:300円 × 65個 = 19,500円(総予算)

7-3. 送料や持ち込み料も見落とさずに

インターネットでプチギフトを注文する場合、商品の代金に加えて「送料」が発生することを忘れてはいけません。水は重量があるため、送料が高額になるケースがあります。また、結婚式場によっては、外部からアイテムを持ち込む際に「持ち込み料(保管料)」が1個あたり数十円〜100円程度かかる場合があります。必ず事前に式場のプランナーに持ち込み料の有無を確認し、送料+持ち込み料を含めた「本当の総額」で予算に収まるかを計算してください。

8. 「やっぱり水はいらない」と思った時の代替案15選

ここまで読んで、「やっぱり水はリスクがあるかも」「うちのゲストには合わないかも」と感じた方のために、絶対に失敗しない、喜ばれるプチギフトの代替案をカテゴリ別に15個ご紹介します。

8-1. 定番で喜ばれるスイーツ系ギフト

スイーツは「もらって困らない」「特別感がある」という理由で、プチギフトの王道です。

8-1-1. 有名ブランドのクッキー・焼き菓子

デパ地下などで買える有名ブランドの焼き菓子は、誰もが知っている安心感があり、味も保証されています。「あのブランドのお菓子だ!」と喜ばれ、パッケージも高級感があるため、300円前後の予算でも十分に特別感を演出できます。

8-1-2. 見た目が華やかなマカロン

コロンとした可愛らしいフォルムとカラフルな色合いで、特に女性ゲストから歓声が上がるのがマカロンです。透明なケースに入れてリボンをかければ、ウェディングらしさが一気に高まります。ただし、賞味期限が短く、温度管理が必要なものが多い点には注意が必要です。

8-1-3. 年齢問わず人気のバームクーヘン

「年輪のように末永く幸せが続くように」という縁起の良い意味を持つバームクーヘンは、結婚式の定番です。親族やご年配のゲストにも馴染みがあり、食べごたえもあるため、幅広い層に喜ばれます。

8-1-4. 高級感のあるチョコレート

秋冬の結婚式でおすすめなのがチョコレートです。おしゃれな小箱に入った一粒の高級チョコレートや、パッケージが洗練された板チョコレートは、大人っぽい上質な印象を与えます。夏場は溶けるリスクがあるため避けましょう。

8-1-5. 縁起の良い金平糖(こんぺいとう)

金平糖は、時間をかけてじっくり作られることから「新しい家庭を築く」という意味が込められた縁起物です。和装の結婚式にもぴったりで、可愛らしい小瓶や和風の小箱に入ったものは見た目にも美しく、日持ちもするため扱いやすいギフトです。

8-2. 実用性抜群!日用品・雑貨系ギフト

形に残るものや、日常生活ですぐに使えるものは、女性ゲストを中心に人気があります。

8-2-1. 上質なハンドソープ・アルコールジェル

手洗い習慣が定着している現在、実用性の高いハンドソープやミニサイズのアルコールジェルはとても重宝されます。香りの良いものや、オーガニックブランドのものを選ぶと、「自分ではなかなか買わない良いもの」として喜ばれます。

8-2-2. 癒しを届ける入浴剤(バスソルト)

「今日は一日お疲れ様でした、ゆっくり休んでください」というメッセージをダイレクトに伝えられるのが入浴剤です。パッケージがおしゃれなバスソルトなどは、見た目も可愛く、かさばらないため持ち帰りにも便利です。

8-2-3. 日常使いできるミニタオル・ハンカチ

ハンカチは何枚あっても困らない実用品の代表です。タオルをケーキや動物の形に折りたたんだ可愛らしいものもありますが、大人のゲストが多い場合は、シンプルで肌触りの良い今治タオルのミニハンカチなどが好まれます。

8-2-4. エコバッグ

ちょっとした買い物に便利なエコバッグ。折りたたむと手のひらサイズになるコンパクトなものは、カバンに入れておくと重宝します。デザインは新郎新婦のイニシャルなどが大きく入ったものは避け、シンプルで普段使いしやすい柄を選びましょう。

8-2-5. アロマキャンドル・サシェ

クローゼットに入れたり、部屋に飾ったりして香りを楽しめるサシェ(匂い袋)やミニキャンドルは、女性ゲストに人気の癒しアイテムです。香りが強すぎない、万人受けするフローラル系や柑橘系の香りを選ぶのがポイントです。

8-3. ドリンク系・その他のおすすめギフト

水以外の飲み物や、ちょっと変わった気の利くギフトをお探しの方におすすめのアイデアです。

8-3-1. パッケージがおしゃれなドリップコーヒー

コーヒー好きなゲストが多いなら、一杯分のドリップバッグがおすすめです。「翌朝の目覚ましに飲んでください」というメッセージを添えることもできます。パッケージの種類が非常に豊富で、二人らしさを出しやすいアイテムです。

8-3-2. リラックスできる紅茶・ハーブティーのティーバッグ

コーヒーが苦手な方への配慮として、紅茶やハーブティーも定番です。おしゃれな缶に入ったものや、パッケージが本や手紙の形をしたユニークなものもあり、選ぶ楽しさがあります。軽くて持ち帰りやすいのも大きなメリットです。

8-3-3. 100%の高級フルーツジュース(小瓶)

水では味気ないと感じる方には、リンゴやみかんなどの100%ストレートジュースがおすすめです。小さな瓶に入ったものは高級感があり、子どもから大人まで美味しく飲んでもらえます。瓶なので少し重くなる点には注意してください。

8-3-4. お米(パッケージをデザインできるもの)

「お米(マイ)を食べてね」というダジャレから、2合〜3合程度の小さなお米を可愛い米袋に入れて渡すのも最近のトレンドです。パッケージに二人の写真や感謝のメッセージを印刷できるサービスも多く、実用的でありながらユーモアとオリジナリティを出せる一品です。

8-3-5. スープの素(フリーズドライやおしゃれなパッケージ)

お湯を注ぐだけで本格的な味が楽しめるフリーズドライのスープや、おしゃれなカップに入ったポタージュなどは、「翌日の朝食にぴったり!」と喜ばれます。甘いものが苦手な方にも好評で、気の利いた実用的なギフトです。

9. ゲスト属性別!最適なプチギフトの選び方

結婚式の雰囲気を左右するゲストの顔ぶれ。誰が多く参列するかによって、正解のプチギフトは変わってきます。属性別の判断基準をご紹介します。

9-1. 職場関係・上司が多い場合

フォーマルな関係性の上司や職場の先輩が多い場合は、奇をてらったものやユーモア全開のものは避けましょう。誰もが知っている有名ブランドの焼き菓子や、質の良いドリップコーヒーなど、定番で「ハズレがない」「きちんと感がある」アイテムを選ぶのが大人のマナーです。

9-2. 友人中心のカジュアルなパーティー

同世代の友人が中心の二次会やカジュアルな1.5次会であれば、少し遊び心を加えたものが喜ばれます。おしゃれなラベルの水や、二人の趣味を反映したアイテム、カラフルでポップなパッケージのお菓子など、写真映えを意識したセレクトが場を盛り上げます。

9-3. 遠方からのゲストが多い場合

新幹線や飛行機で帰るゲストが多い場合は、とにかく「軽さ」と「かさばらなさ」を最優先してください。水や瓶のジュース、重い瓶詰めのジャムなどは避け、ドリップコーヒー、ティーバッグ、軽いクッキーなどが親切です。荷物にならないことが最大の配慮になります。

9-4. 子連れゲストやご年配の方が多い場合

親族中心の式などで、お子様やご年配の方が多い場合は、安心・安全に食べられるもの、または使えるものが好まれます。無添加のバームクーヘン、縁起物の金平糖、あるいは肌に優しいミニタオルなどが適しています。アレルギーに配慮して、食品の裏面表示がしっかりしているものを選びましょう。

10. 季節・会場の条件別チェックポイント

ギフトの中身だけでなく、季節や式場のルールによっても選べるものは制限されます。失敗しないための最終チェックポイントです。

10-1. 夏婚・冬婚での需要の違い

夏場(7〜9月)は、チョコレートなどの溶けやすいお菓子は絶対にNGです。逆に、水やさっぱりとしたフルーツゼリーなどが喜ばれます。一方、冬場(12〜2月)はチョコレートが解禁され、温かいコーヒーや紅茶、入浴剤などの「温まるアイテム」の需要が高まります。季節感を取り入れることで、ゲストの満足度は格段に上がります。

10-2. 会場の「持ち込み可否」と「保管条件」

そもそも式場が「飲食物の持ち込みを禁止」しているケースがあります。衛生管理上の理由で、手作りのお菓子はもちろん、市販の食品でも外部からの持ち込みを許可していない会場もあるため、ギフトを決める前に必ずプランナーに確認してください。また、持ち込みOKでも「冷蔵保管はできない(常温のみ)」と言われることが多いため、要冷蔵のスイーツなどは避けるべきです。

11. プチギフトと水に関するよくある質問(FAQ)

最後に、プチギフトや水に関する細かい疑問について、一問一答形式で簡潔にお答えします。

11-1. Q1. プチギフトなしという選択肢はありですか?

結論:避けた方が無難です。
理由:引き出物でしっかりおもてなしをしていても、お見送りの際に手ぶらだと、ゲストは「これで終わり?」と手持ち無沙汰に感じてしまいます。感謝を伝えるコミュニケーションの潤滑油として、少額でも用意しておくのが一般的なマナーです。

11-2. Q2. 水のオリジナルラベルは自作してもいいですか?

結論:問題ありませんが、衛生面と見栄えに注意が必要です。
理由:自作すればコストを抑えられますが、家庭用プリンターではインクが滲んだり、綺麗に貼れずに安っぽく見えたりするリスクがあります。不器用な方や時間が無い方は、プロの印刷業者に依頼する方が仕上がりが美しく安心です。

11-3. Q3. 子供のゲストにも大人と同じ水を渡していいですか?

結論:同じで構いませんが、別のものを用意するとさらに喜ばれます。
理由:水は子どもでも飲めるので問題ありません。しかし、子どもにはキャラクターのシールやお菓子の詰め合わせなど、子ども専用のギフトを別に用意してあげると、「ちゃんと自分のことを考えてくれた!」と親御さんからも大変感謝されます。

11-4. Q4. 炭酸水やフレーバーウォーターはありですか?

結論:避けた方が良いでしょう。
理由:普通の水は誰もが飲めますが、炭酸水は「炭酸が苦手」「お腹が張る」という人が一定数います。また、フレーバーウォーターも香りの好みが分かれるため、全員に配るプチギフトとしてはリスクがあり、無糖の普通のミネラルウォーターが最も無難です。

11-5. Q5. プチギフトの予備はいくつ用意すべきですか?

結論:ゲスト人数の5%〜10%(最低でも3〜5個)は用意しましょう。
理由:当日の急な参加、小さな兄弟の同行、渡す際の落下による破損など、予期せぬトラブルは必ず起きます。足りなくなって気まずい思いをするよりも、少し多めに用意しておくのが鉄則です。

11-6. Q6. 水を冷やして渡すことはできますか?

結論:可能ですが、式場への確認と依頼が必須です。
理由:夏の式などでは冷たい水が喜ばれますが、式場の冷蔵庫のスペースに余裕がないと断られることがあります。また、冷やしたボトルは結露で水滴がつき、サンキュータグがふやけたり、ゲストのカバンを濡らしたりする原因になるため、水滴を拭く手間や渡し方の工夫が必要です。

11-7. Q7. 夫婦や家族で参列しているゲストへの渡し方は?

結論:基本的には「1人1個」ずつ渡します。
理由:引き出物は「1家族につき1つ(世帯ごと)」が基本ですが、プチギフトはお見送りの際の「お礼の挨拶」の品であるため、人数分用意して、一人ひとりに手渡しするのがマナーです。

11-8. Q8. 水のボトルはペットボトルと瓶、どちらが良いですか?

結論:ペットボトルをおすすめします。
理由:瓶のミネラルウォーターは高級感がありおしゃれに見えますが、ペットボトルに比べて非常に重く、落とした際に割れる危険があります。ゲストの持ち帰りの負担と安全性を考慮すると、軽くて割れないペットボトルの方が圧倒的に優れています。


いかがでしたでしょうか。プチギフトに水を選ぶことは決して悪いことではありません。ゲストの顔ぶれを思い浮かべ、シチュエーションに合った配慮ができれば、「いらない」どころか「助かった!」と喜ばれる素晴らしい贈り物になります。この記事を参考に、お二人の感謝の気持ちがしっかりと伝わる最高のプチギフトを見つけてください。